次にホームセンターで電気関係の材料を買いました。照明配線、TV配線を行うためです。
屋根裏にあったTV配線を分岐させるための分配器、コネクタも購入。
屋根裏の照明は三路スイッチにしました。三路スイッチとは階段によくあるヤツで、1つの照明を1階と2階のスイッチでどちらからでもON/OFFできるあれです。
スチッチは屋根裏部屋の中と2階天井の位置を移動した照明とはしごの間に付けました。ほたるスイッチにすることで消し忘れを防止するためです。これで階段をのぼりながら屋根裏の照明がつけられます。ちなみに3路スイッチについてはこちらのHPで勉強させていただきました。ありがとうございます。
ここからはTV配線の分配工事。屋根裏でも地デジ見るぞ〜。
コードをぶち切って先端にコネクタを取り付けました。やり方についてはこちらのHPを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
分配器に取り付け、アンテナを確保しました。はしごの下にテレビを持ってきてテストしましたが問題なく映りました。もともとの方のアンテナにも異常はありません。
ここからはフロア材をひくための前処理です。写真のように場所によっては梁の間隔が広くなっているところがあるので梁代わりの太い角材を取り付けて床を強化することにしました。
補強が必要と思われる部分に合わせ、太めの角材をカットします。
隙間があるところに。
こんなカンジで角材を入れ、フロア材をひけるようにしていきます。ちなみに角材はL字の金具で梁の側面に止めています。梁の上に固定してしまうと床が高くなり、高さが稼げなくなってしまうからです。
さらに横にも。
ここにも入れました。色と太さで違いがわかると思います。
ここにも。
作業中は天井部分に使ってない火災報知機を設置しました。なにせ土日くらいしか屋根裏にあがらないので万が一火災が発生しても気づくようにしました。
あと簡易消火器も常備しています。漏電怖いですからねぇ、一応。
壁をつけるために柱も追加しました。ちなみにこの柱と左がわのもともとあった石膏ボードの間は点検用スペースとして残しておくつもりです。
いよいよ根太貼り。とりあえず部屋の半分くらいフロア材を貼ることにしました。いままで梁の上を歩いていたので毎日ジャングルジムの上で作業をしているようでした。ホントつらい・・・。
床さえ貼ってしまえば作業効率はグンと上がるはずです。
人生初のフロア貼り。多少失敗してもいいように普段は見えない物置部分から貼りました。ちなみにフロア材はホームセンターで購入したB級品。2畳分で3980円。5つ購入しました。ほんとは無垢材を使って北欧風にしたりとかいろいろ考えましたが予算の関係でこだわりを持つのはやめました。
なにせ部屋の中に柱が多いので都度寸法を測り柱の逃げをつくるためにカットしていきました。これがまためんどくさい。普通の部屋であればそんなこと気にせずサクサク貼っていけるのに。
しかしピタッとフロア材がはまって床ができていくのは非常に快感でした^ ^
ちなみにフロア材の下にコンパネは貼っていません。根太にじか貼りです。2つ理由があり、1つは屋根裏部屋を極力軽くしたかった(地震の揺れを考えて)、もうひとつは安上がりに済ませたかったというのが理由です。その代わり根太の間隔は300mmくらいとせま目にし強度を保ちました。最初は不安でしたが意外としっかりしていて床鳴りもしません。ちなみにフローリングについてはここを参考にさせてもらいました。なにをやるにしても通常のやり方は勉強したので基本的なことは知ってるつもりですが、ただ今回のこの計画は「早く」「安く」「しっかり」(牛丼みたい)を目標に状況によっては多少イレギュラーなこともしていこうと思っています。ですのでこれをご覧になっている方はこのページを全て鵜呑みにすることはオススメしません。
床を完全に張り終えてしまう前に、配線処理を終えて床下に隠せるようにします。コンセントの位置を決め、あらかじめ梁の上に通しておきました。
写真の真ん中の柱はこの工事で最も最も最も悩んだ悩みのタネです。部屋のど真ん中に鎮座ましているこの柱はどう考えても邪魔者でした。あちこちにあった筋交いは必要最低限取り外してしまい、代わりに金具で補強したのですが、この柱を移動させるのはさすがにかなり悩みました。当然、家の強度にも影響することですし・・・、かといって部屋を完成させてもこの柱が部屋のど真ん中にあったのでは邪魔でしょうがありません。散々悩んで最終的にはこの場所から1mほど移動させることにしました。
ついにノコを入れカットしました。家の骨を抜くわけで当然慎重に作業しました。はずした途端、ギシッとかバキッとかいって梁がきしんだり、何かしら影響があるものと考えていましたが、意外とあっさり抜けました。どこかに大きなストレスがかかるようになったとも思えません。とりあえず一安心。
抜いた柱を横にした図
移動先で柱の取り付け作業をします。ハンマーで入れないと入らないくらいのきつさだったのでちょうどよかったです。長さが足りず、下駄を履かせるようなことはしたくなかったので。
柱を入れ終えたときの絵。この後大きめのL字金具で上下がっちり固定しました。やってみるとやる前より柱としての機能を果たしているのではないかと思います。よかったよかった^ ^
悩みのタネがすっかり解消し、床貼り作業にはずみがつきました。どんどん床ができていきます。
これはなにかというと・・・
階段周りの配線を隠すため、ここに合わせてカットしたフローリングです。写真のように階段の周りは配線だらけ。これらをきれいに隠します。
こんなカンジで隠し切ってやりました。すっきり〜
細かく説明してきませんでしたが、梁の高さがバラバラだったので廃材を使ってかさ上げし、その上に根太を取り付けていきました。こうすることで床の高さは全て均一になりました。
ただはしごの一番上の段と床の高さの差がとても大きかったので階段の一歩目だけは床に合わせず低めに作りました。これで屋根裏に入りやすくなりました。
ついに床を貼り終えました〜ちょ〜気持ちいいっ!思わず大の字で寝てしまいました。
ちなみに写真の照明はリサイクルショップで買った安物の照明。でもレトロ感があっていい感じです。ちなみに小生は蛍光灯の明かりがあまり好きではないので白熱灯タイプです。
階段近くに電気配線・TVアンテナなどをメンテできるよう1箇所にまとめ床下に収納しました。蓋は余ったフロア材を使って作るつもりですがとりあえず今はこのままにします。

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